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シンエー住設のよもやま話~検品・安全管理・改修対応技術✅~

皆さんこんにちは!

株式会社シンエー住設です。

 

~検品・安全管理・改修対応技術✅~

ユニットバスは、組立と配管接続が終わっただけでは完成ではありません。

ドアや水栓が正しく動くか、排水がスムーズか、部材に傷がないかなどを確認し、清掃を行って初めてお客様へ引き渡せます。

浴室は毎日使用される場所であり、水、熱、湿気、洗剤などの影響を受けます。

施工時の小さな不備が、使用後の水漏れ、異音、カビ、部品の外れなどにつながる可能性があります。

また、リフォーム工事では、既存建物の状態に応じた調整や、周囲を傷付けない解体・搬入技術も必要です。

今回は、ユニットバス施工業における完成検査、安全管理、改修対応、メンテナンスの技術について紹介します

施工図と完成状態を照合する

完成検査では、注文内容や施工図と現物を確認します。

浴槽、壁パネル、床、ドア、鏡、棚、水栓、手すりなどが指定どおりかを見ます。

色や仕様が似ている部品でも、サイズや機能が異なる場合があります。

施工途中で変更があった場合は、最新版の資料を使用します。

古い図面を基準に検査すると、変更点を見落とす可能性があります。

外観の傷や汚れを確認する

壁パネル、浴槽、床、鏡などに傷、へこみ、欠け、汚れがないかを確認します。

保護フィルムを外した後、照明を当ててさまざまな角度から見ます

光沢のあるパネルや浴槽は、角度によって傷が見えやすくなります。

施工中に付いた接着剤やシール材の汚れも除去します。

ただし、強い溶剤や硬い道具を使うと表面を傷める可能性があります。

素材に合った方法で清掃します。

床のがたつきと水はけを確認する

浴室床を歩き、異常なたわみやきしみがないかを確認します。

床全体へ水を流し、排水口へ集まるかを見ます。

一部に水が長時間残る場合は、床パンの設置状態や勾配を確認します。

排水口のふたや部品も、正しく取り付けられているかを見ます。

髪の毛などを受ける部品が外しやすく、清掃できることも重要です

浴槽の安定と排水を確認する

浴槽を軽く押し、ぐらつきや異音がないかを確認します。

排水栓を閉めて水をため、一定時間保持します。

水位が不自然に下がらないか、浴槽下へ漏れがないかを見ます。

排水栓を開け、スムーズに水が流れることを確認します。

追いだき機能がある場合は、給湯器との連携も試します♨️

水栓とシャワーの動作確認

水とお湯を出し、流量、温度、切替えを確認します。

サーモスタット水栓では、設定温度に対して適切なお湯が出るかを見ます。

シャワーホースにねじれや漏れがなく、ヘッドが確実に固定されることを確認します。

水を止めた後に、接続部からにじみがないかを再確認します

ドアの開閉と水密性を確認する

ドアを何度も開閉し、引っ掛かりや異音がないかを見ます。

折戸では、戸車、レール、ラッチなどを確認します。

引戸では、戸が傾かず滑らかに動くかを確認します。

ドア下部や周囲のパッキンが正しく取り付けられ、水が脱衣室側へ流れにくい状態になっていることも重要です。

ただし、通気口は換気のために必要なので、誤ってシール材などでふさいではいけません️

手すりや棚の固定を確認する

手すり、棚、カウンター、鏡などを軽く動かし、がたつきがないかを確認します。

手すりには、立ち上がりや移動の際に大きな力がかかります。

表面だけでなく、下地へ確実に固定されていることが重要です。

ビスやキャップの付け忘れがないかも確認します。

棚やカウンターへ水がたまりにくい形状になっているかも見ます。

シーリングを細かく検査する

浴槽と壁、壁パネルの角、窓、水栓周辺など、すべてのシール部分を確認します。

切れ、浮き、空洞、幅のばらつきがないかを見ます。

特に角や端部は、施工不足が起こりやすい場所です。

必要な硬化時間が経過する前に水をかけたり、強く触れたりしないようにします。

お客様へ、使用開始までの注意がある場合は説明します

養生と清掃を丁寧に行う

施工中は、脱衣室や廊下の床、壁、建具などを傷付けないよう養生します。

切粉、ビス、梱包材などを残すと、けがや傷の原因になります。

施工完了後には浴室内だけでなく、搬入経路や周囲も清掃します。

排水口へ切粉やゴミを流してはいけません。

梱包材や不要部品を分別し、現場のルールに従って処理します♻️

既存浴室を安全に解体する技術

リフォームでは、既存の浴槽、壁、床などを撤去する工程があります。

解体前に、給水、給湯、ガス、電気などを停止・確認します。

壁や床の中には配管や配線が隠れているため、無計画に工具を入れると損傷する可能性があります⚠️

残す柱や壁、窓などを傷付けないよう、必要な部分だけを解体します。

重い浴槽や廃材は、無理に一人で運ばず、適切な人数と道具を使います。

解体後の腐食や劣化を確認する

既存浴室を撤去すると、壁や床下に腐食、カビ、漏水跡が見つかることがあります。

表面だけをきれいにして新しいユニットバスを設置すると、建物内部の問題が残ります。

木部が腐っている場合は、必要な補修や交換を行います。

シロアリ被害や構造的な問題が疑われる場合は、関係する専門業者へ確認を依頼します。

追加工事が必要な場合は、お客様へ状態と理由を説明します。

狭い住宅での搬入と組立て対応

リフォーム現場では、新築より作業スペースが限られます。

家具や生活用品が近くにあることもあります。

搬入経路を確保し、ほかの部屋へほこりや汚れが広がらないように養生します。

騒音の出る時間帯や作業日程について、居住者や近隣へ配慮することも重要です

部材を置く場所が少ない場合は、搬入順序を細かく計画します。

施工中の安全管理

ユニットバス施工では、電動工具、刃物、脚立、重量物などを扱います。

工具のコードや部材を通路へ放置すると、転倒の原因になります。

切断作業では保護メガネや手袋などを使用し、切粉の飛散を防ぎます

高所作業では、安定した作業台を使い、脚立から無理に身体を伸ばさないようにします。

浴槽やパネルを搬入する際は、声を掛け合い、手や足を挟まないようにします。

他業種との工程調整

ユニットバス工事には、設備、電気、大工、内装、ガスなど複数の業者が関わります。

配管工事が終わっていない状態では、組立てを進められません。

ユニットバス完成後に、脱衣室側の壁や床を仕上げる工程もあります。

誰がどの部分を施工するのか、いつまでに必要かを共有します。

工程が重なると、狭い場所で複数業者が作業し、安全性と効率が低下します。

事前の打合せと連絡が重要です。

取扱いと清掃方法を説明する

引渡し時には、排水口の清掃、換気扇の使用、浴槽エプロン、ドア、棚などの取扱いを説明します。

強い洗剤や硬いブラシを使うと、表面を傷める場合があります。

使用できる清掃方法を案内します

入浴後は換気を行い、湿気を外へ出すことがカビ防止につながります。

排水口や換気フィルターの定期清掃も重要です。

不具合の早期対応が寿命を延ばす

使用後に、水漏れ、異音、ドアの不具合などが見つかった場合は、早めに原因を確認します。

小さなシール切れや部品の緩みでも、放置すると被害が広がる可能性があります。

施工記録や写真が残っていれば、内部構造や配管位置を確認しやすくなります

施工後の相談へ対応できる体制も、施工業者の信頼につながります。

最後の検品が浴室の安心を完成させる

ユニットバス施工では、組立て、配管、防水、換気など、すべての工程が正しく行われて初めて安心して使用できます。

完成後には、外観、固定、排水、給湯、換気、ドアなどを一つずつ確認します。

リフォームでは、既存建物の劣化や狭い搬入条件にも対応しなければなりません。

ユニットバス施工業における品質管理技術とは、完成した浴室を眺めて傷を探すだけの仕事ではありません。

水を流し、設備を動かし、利用者の動きを想定しながら、不具合がないことを実際に確かめる技術です。

施工前の調査から引渡し後の説明まで丁寧に行う仕事が、毎日の入浴を安全で快適な時間へ変えているのです✅✨✨