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日別アーカイブ: 2025年5月19日

第5回ユニットバス施工雑学講座

皆さんこんにちは!


株式会社シンエー住設、更新担当の中西です。

 

 

 

【シリーズ⑤】ユニットバスのメンテナンスと長持ちさせるコツ

~毎日のひと手間が10年後の快適さを左右する~

今回は、ユニットバスを清潔で快適な状態に保つための「メンテナンスと長持ちさせるコツ」をご紹介します。

ユニットバスは、浴槽・床・壁・天井・排水までが一体成型されたシステムバス。防水性や清掃性に優れていますが、その快適さを維持するには日々のケアがとても重要です。


◆ ユニットバスを長持ちさせるための5つの基本ポイント

 

ユニットバスは、湿気・石鹸カス・皮脂汚れ・カビとの闘い。以下のポイントを意識してケアすることで、劣化や臭い、カビの発生を抑えることができます。

✅ 1. こまめに換気し、湿気をこもらせない

湿気はカビの大好物。入浴後はドアを開けっぱなしにせず、換気扇を2〜3時間は回すようにしましょう。24時間換気タイプなら、常時オンがベスト。

✅ 2. 壁や床の水滴を拭き取る習慣をつける

入浴後にスクイージーやタオルで水滴を拭き取るだけで、カビの発生率が大きく下がります。とくに目地部分やコーキング部はこまめなケアが効果的。

✅ 3. 週に1回は排水口の掃除をする

髪の毛や石鹸カスがたまりやすい排水口。放置するとぬめりや悪臭、排水詰まりの原因になるため、週1のルーティンにしましょう。

✅ 4. 市販の防カビ剤を定期的に使用

無臭タイプの燻煙式防カビ剤などを月に1回程度使うと、全体のカビ抑制効果が期待できます。天井のカビには要注意!

✅ 5. 風呂釜や追い焚き配管の内部洗浄も忘れずに

年に1〜2回は風呂釜・追い焚き配管用の洗浄剤で、見えない配管内部のスライムや雑菌もケアしましょう。


◆ メンテナンスの頻度と具体的な方法

 

項目 頻度 メンテナンス内容
換気・水滴拭き取り 毎日 使用後に換気扇ON、水滴をタオルまたはワイパーで除去
壁・床・排水口 週1回 中性洗剤で擦り洗い、排水トラップの髪の毛除去
防カビ剤の使用 月1回 天井や壁面に燻煙タイプの防カビ剤を使用
換気扇・フィルター 月1回 フィルター取り外し、ぬるま湯と中性洗剤で洗浄
風呂釜配管洗浄 年1〜2回 市販の配管用洗浄剤で追い焚き配管内部を洗浄

◆ メンテナンスの積み重ねが「10年後の快適さ」を決める!

 

ユニットバスは、素材や施工品質も大切ですが、日々の使い方とメンテナンス次第で寿命が大きく変わります。カビや腐食が進んでからでは手遅れになることも…。

“なんとなくの掃除”から“計画的なケア”へ。ぜひ今日から始めてみてください!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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